→→→→→→→→テキトーに月に1回は更新したいとおもいます\(゜ロ\)
-----とある路地裏-----
「「いって!!」」
レベル0であり幻想殺しである上条当麻と、学園都市第一位アクセラレータは正面衝突をした。
「すまねぇ!って。なッ!」
「オォ…イ?」
彼らが戸惑うのも無理はない。
上条の目の前にはツンツン頭の少年が、
一方通行の前には白髪で赤目の少年が立っていたのだから…
そう、彼らの身体は入れ替わっていた。
「「いって!!」」
レベル0であり幻想殺しである上条当麻と、学園都市第一位アクセラレータは正面衝突をした。
「すまねぇ!って。なッ!」
「オォ…イ?」
彼らが戸惑うのも無理はない。
上条の目の前にはツンツン頭の少年が、
一方通行の前には白髪で赤目の少年が立っていたのだから…
そう、彼らの身体は入れ替わっていた。
「オイオイ、どォなってンですか!」
アクセラレータは叫ぶ。
正直、見た目が上条であることからか、全く恐怖心がないのが現実である。
それに対し、上条当麻は
「不幸だ…」
やはりこちらも、外見が一方通行である。しかし、違う意味で恐怖心がある。
なぜなら、あの学園都市第一位が「不幸」などと呟いているのだから。
そこで外見が上条当麻であるアクセラレータが、
「能力はどーなってンだ!」
そう言うと、彼は脚のベクトルを操作し、跳んでみた。
すると、軽く10Mは跳んでいた。
彼がいま、上条当麻の身体なので、妹達の代理演算が必要ない。
つまり、15分(30分でもいいけど…)のバッテリー制限はなくなったわけだ。
対し、上条当麻はアクセラレータの身体なので、右手に杖を突いており、さらに能力はなく、
しいて言えば、幻想殺ししかない。
しかもバッテリーとゆう制限時間つきだ。
しかし、アクセラレータと違い能力使用モードにしなければ、軽く1日は持つだろう。
アクセラレータ地面に着地し、言う
「いいね、いいね!!サイッコーだねェ!!」
しかし、外見は上条当麻なので、とても気持ち悪いのはこの上ない。
さらにアクセラレータはゆう。
「オイ三下ァ!」
「ハイ!!」
上条は反射的にこたえた。
「とりあえず、だ。俺にとっちゃ僥倖だ。だがお前にとっては不幸にしか、過ぎねェ。」
さらにアクセラレータはゆう
「とりあえず、元の身体に戻る方法を探すぞ。」
「おう。」
上条はうなずき、そして二人はファミレスに入った。
-----とあるファミレス-----
店員さんが、お茶を置きにきた。
が、そこで事件が起こった。
店員さんが外見は上条であり、中身はアクセラレータの上条にお茶をぶちまけたのである。
もちろん、彼のとった行動は分かるだろう。
「空気を圧縮。空気を圧縮。」
アクセラレータは空気のベクトルを操作し始めた。
だが、そこに外見は一方通行であり中身は上条当麻である上条が右手でそれを触れ打ち消した。
「おい、アクセラレータ!なにも、お茶をかけられただけでそれはないだろう。」
上条の言うとおりである。
なぜなら、彼は演算能力が復活しているので、常時、「反射」ができるのだ。
が、アクセラレータはゆう
「反射をしたが、できなかったンだよ!」
上条は思う、己の不幸体質はやはり、本物の上条当麻の身体にのみ宿るのだと。
「まァいい。とりあえず、三下ァ…」
上条はアクセラレータを見た。
「…なんだよ。」
「なにか元の身体に戻る方法を探すぞォ!」
「って言われてもなァ~。上条さんに思い当たる節は……あ!」
上条は何かに気付いたように叫ぶ。
「どォした。」
上条はゆう
「あの、カエル医者なら、、」
「ナイスアイデアだ。三下。んじゃ、こんなとこ、さっさと出て行くぞ。」
彼がそう言うと、レジに1000円札を置いて店を出た。
だが、忘れては困る。
彼は中身は一方通行だが、外見は上条だ。
だから、いまの金は上条からの1000円となる。
上条は気付いたのだろうか。一方通行の姿で呟く。
「…不幸だ。」
-----カエル・医者・病院-----
口を切ったのは外見が一方通行の上条だ。
「センセー。実は…」
カエル医者はゆう
「どーしたんだい。そんな大人しい口調で。」
そして、上条の姿をした一方通行は言う
「俺と三下の身体がいれ変わったンだよォ!」
カエル医者は驚いたように言う
「どーしたんだい君。頭でも打ったのかい?」
一方通行は頭を掻きながら言った。
「さっき、三下とぶつかったンだよ。」
フォローするように上条がつなぐ
「すると、一方通行と上条さんの身体が入れ替わったわけですよ。」
「で、僕のところに来たわけかい?」
二人はうなずき言う
「「…ああ」」
カエル医者はこの話を聞いて驚いていないのだろうか。
そして彼は口を開く。
「…そのような症状の患者は君たちだけじゃないんだ。」
すると、ガチャっとカエル医者の部屋の扉が開いた。
そしてカエル医者は口を開き言った。
「君たち、ちょうど、いいところに」
ドアのそばには、二人の少女が立っていた。
「こんにちは。っとミサカ19090号は二人に挨拶をします。」
「こんにちは。っとミサカ10032号も二人に挨拶をします。」
二人は学園都市第三位のDNAをもとに作られた妹達である。
外見は全く同じなのだが、二人には違うところがある。
それは、上条が九月三十日にミサカ10032号に渡したネックレスが先ほど19090号と名乗った少女の首にかけられていることだ。
少女達は言う。
「ミサカ達も身体が入れ替わりました。っとミサカ10032号は状況が同じの二人に自分たちの状況を報告します。」
そこで、カエル医者が会話を切るように言葉を放った。
「そこで、いま僕は彼女達の身体をもとに戻す装置を作っているんだ。」
「で、いつその装置はできンだ。」
「一日あれば十分だね。」
カエル医者は即答した。
だが、不服なのは、彼らだ。
妹達はともかく、上条とアクセラレータは別々の世界に住んでいる。
強いて言うなら、「光」と「闇」だ。
上条は光であり、アクセラレータは闇だ。
そのことを踏まえてアクセラレータは言う
「わかった。じゃあ、今日は帰る。よし、帰ンぞ、三下。」
そういうと、アクセラレータは踵(きびす)を返し、病院を出た。
「ちょっと、待てよ!一方通行。」
つられて上条も病院を出た。
そして彼らはまた、あのファミレスに来ていた。
-----本日二度目・とあるファミレス-----
今度は店員がお茶をアクセラレータにかけるとゆう事はなかった。
代わりに、
「ご注文の、コーンスープで---きゃッ!!」
アクセラレータの頭にコーンスープが投下された。
「ぎゃァァァァァァァァァァァ!!!!」
店内にアクセラレータの絶叫が響きわたった。
やはり、「不幸」にも反射はできなかった様だ。
「なンなンですか、この不幸はァ…」
思わず笑いそうになった上条であった。
「で、アクセラレータ。今度はなにを話し合うんだ。」
間髪いれずにアクセラレータはこたえた。
「きょう一日をどォ過ごすかだァ。」
「……」
上条当麻はそのようなことは全く考えていなかった。
そこで、アクセラレータが口を開く。
「このことは周りには秘密にすンぞ。」
だが、上条が思う。
どうして、秘密にする必要があるのだと。
そのことを踏まえて上条は言う。
「どうして、秘密にする必要があr------」
そこで、アクセラレータの鋭いツッコミが入った。
「お前の現状を考えてみろ。」
・能力がない一方通行。
・杖を突いている+バッテリー。
・幻想殺しのみ。
考えてみると、街の不良からみれば僥倖にめぐりあうことできる。
なぜなら、たとえ中身は上条であっても外見は学園都市第一位なので、倒したとなれば、噂どころではないだろう。
よって、ここは秘密にした方が良いと一方通行は判断したのだろう。
「…そうだな。」
上条は顔を青くさせながら言った。
さらに、アクセラレータは言う
「知り合いにもこのことは言うなァ」
「……?」
上条の頭に?が浮かんだ。
彼曰く、知り合いから、情報が漏れるのを防ぐためらしい。
と、アクセラレータは言っているが、上条は思う。
そんなに秘密にする必要があるのか、と。
だが、誤って口にすれば廃人行きは決定なので、口にしない上条であった。
そんなこんなで二人はファミレスを出ようとしたが、
上条が何かに気付いたように呟く。
「お前の家どこだ?」
アクセラレータは素っ気なく言った。
「家?ンなもンねェよ。」
「……」
上条はその場で黙り込む。
そしてアクセラレータは言う。
「俺は黄泉川ってゆうアンチスキルの教師のところで居候してンだよ。」
「黄泉川…。黄泉川ってもしかして、黄泉川 愛穂センセーか!」
「知り合いか。」
上条は驚きながら言う。
「知り合いもなにも内の学校の体育のセンセーだよ!」
相手にするのをめんどくさそうにアクセラレータは尋ねた。
「なら、住所はわかるかァ?」
その質問の前になぜ学園都市第一位が学校の教師でありアンチスキルである黄泉川といるのか質問したい上条であったが、
とりあえず、上条は返事を返す
「あ、あぁ。」
続けてアクセラレータは注意するように言う。
「俺のほかにも居候がいるからテキトーにあいてしとけェ。」
「で、三下ァ!俺がどーしたらいいンだ。」
「とりあえず、その言葉づかいは止めてくれ。」
「なッ---」
さらに上条は言う。
「家には暴食シスターがいるから気を付けてくれ。」
「…わかった。」
アクセラレータがそう言うと、上条はメモを取り出し、絵を描き始めた。
どうやら、家の地図らしい。
「ほらよ。」
アクセラレータはそれを受け取ると二人はそれぞれの家へ帰って行った。
-----男子・学生寮(上条・家)-----
時間は19時を過ぎていた。
アクセラレータが扉を開けると目の前には、銀髪で緑色の目をしたシスターが立っていた。
アクセラレータは彼女を見たことがある。
そう、九月三十日。打ち止めを「ネタバレ」くれたのは彼女だ。
また、午前中には、彼女にハンバーガーを奢らされたのも確かだ。
すると彼女が口を切った。
「とうま!インデックスは、おなか減ったんだよ。」
そういうと、彼女は歯をたて頭に噛みつこうとしてきた。
その前に、アクセラレータは右手にぶら下げているビニール袋をインデックスに渡した。
インデックスは不思議そうにそれを見つめ、受け取った。
「クレープだ。三しt…じゃねェ、俺がさっき買ってきた。」
やはり、しゃべり方とゆうのは簡単には治らないものだ。
それより、実はファミレスを出た
あと、上条はアクセラレータの元に来て、それをわざわざ渡しに来たのだ。
おそらく、アクセラレータがインデックスに噛みつかれるのを防ぐためだろう。
すると、インデックスが心配そうに言う。
「とうま、これを買ったのは良いけど今月の食費は大丈夫なの。」
「あァ、大丈夫なンじゃねェの。」
アクセラレータにとって、上条の食費など知ったこっちゃない。
だが、そこにインデックスが、
「とうまってば、他人事?」
アクセラレータはしまったと思っ
た。
そんな彼はいきなり、
「今日の晩飯はファミレスに行くぞ。」
話を変えた。
それを聞いてインデックスは喜んだのか。クレープを冷蔵庫に入れ、靴まで履いている。
そして、
「とうま、早く行くんだよ。」
アクセラレータはその言葉を聞くと、インデックスと共に外へ出た。
-----黄泉川・家-----
同時刻、
上条当麻は黄泉川のマンションの前にいた。
そして彼は呟く。
「不幸だ…。」
なぜなら、
「開かない。」
黄泉川のマンションはオートロックで、中の人にしか開けられない仕組みになっていた。
上条はそう言うと後ろから若い女の人が声をかけてきた。
「どうしたじゃん。」
黄泉川だった。
彼女を見ると、上条は、
「あ、黄泉川センセー。」
黄泉川は頭に?を浮かべながらに言う。
「どうしたじゃん。一方通行。頭でも打ったかじゃん。」
上条は自分がアクセラレータであることを忘れていた。
そして彼は思い出したのだろうか。
「…なんでもないです。それよりも早く開けてくれませんか。」
上条がこう言うと黄泉川は再び言う。
「どうしたじゃん。一方通行。頭でも打ったかじゃん。」
上条は心の中で叫んだ!
「(普段どんなしゃべり方してんだよ!!)」
とりあえず、彼は口調をなるべくアクセラレータに近づけるようにした。
「いいから、さっさと開けろ。」
黄泉川は間髪いれずにこたえた
「わかったじゃん。」
いろいろあったが、やっと黄泉川の家に到着した。
すると、そこには研究者のような女と、10歳くらいの少女がいた。
一人は見覚えがある。
そう、打ち止めだ。
彼もアクセラレータと同様九月三十日に打ち止めと出会っている。
すると、打ち止めがいきなり上条の腕に抱きついてきた。
「おかえりってミサカはミサカはアナタの腕に抱きついてみる。」
と同時に研究者の女も口を開いた。
「おかえり。一方通行。」
上条は疲れたのか、彼女たちを無視し、ソファに横になった。
-----本日三度目・とあるファミレス-----
アクセラレータは思う。
やはりと言っていいだろう。
今度はコーヒーを頭に投下された。
だが、今度は違った。
アクセラレータも馬鹿ではない今度はちゃんと、「反射」を適応させた。
すると、正面には目を丸くしている少女がいる。
そう、インデックスだ。
彼女がびっくりするのは仕方がない。
なぜなら、あの「上条当麻」が能力を使ったのだから…
「と…うま?」
インデックスは独り言のように呟く。
能力を使ってから第一位は気付いた。
自分が上条当麻だとゆうことに、
そして彼は言う。
「どうした?」
「いまコーヒーが…」
「なンのことを言ってンですか。」
アクセラレータしらばくれた。
流石に無理があると思ったアクセラレータだったが、
彼女は何も言わずに出てきた料理を食べ始めた。
「(あぶねェ…。三下はいつもこンな感じなのか…?)」
晩御飯が終わり伝票を見るとすごいことになっていた。
「ありえねェ…」
彼は金額をみると、財布を取り出した。
幸い。アクセラレータと上条は別れる前財布を交換していた。
よって、いまアクセラレータが取り出した財布は彼のものだ。
上条はこうなると予想していたのだろう。
アクセラレータは10000円をレジに置くとインデックスと共に店を出た。
時間は21時を過ぎていた。
アクセラレータは珍しくインデックスに話かけた。
「どンだけ食ってンですか。」
彼女は唇を尖らせながら言う。
「とうまが悪いんだよ!!私を放っておいて遊びに行くから!」
呆れたようにアクセラレータは、
「はいはい、そうですね。俺が悪いンですよ。」
その言葉に彼女は怒ったのだろうか。
「ムッ!とうまったら、いつもいつも私に対してそーゆう態度とるわけ?!今日とゆう今日は許さないかも…」
すると、彼女は歯をむき出しに一方通行の頭にかぶりついた。
「なッ-----」
その夜アクセラレータの絶叫が
夜の街に響きわたった。
-----黄泉川・家-----
上条当麻は目を覚ました。
時計を見ると21時を過ぎていた。
「2時間も寝ていたのか…」
あたりを見回すと誰もいなかった。
すると、玄関の方から、ドアが開く音がした。
おそらく、打ち止め達だろう。
と同時に、
「「「ただいまー」」」
と、ゆう威勢の良い声が聞こえた。
すると、彼女たちは上条のいるリビングにきた。
彼女たちはリビングにいる上条をみて、言う
「やっと、起きたじゃん。一方通行!」
「まったく、アナタは起こしても起きないんだから~ってミサカはミサカは憤慨してみる。」
「まぁ仕方ないわね。」
上条は思う。
彼女たちは晩飯を食べに行ってきたのだと。
その証拠と言わんばかりに、打ち止めの頬にはソースがついていた。
当然、上条も食べにいきたかった。
だが、寝ていたのでは仕方がない。
すると、黄泉川が彼のことを察したのか。
「なにか作るじゃん。アクセラレータ。」
「ミサカもーってミサカはミサカは黄泉川に続いてキッチンに行ってみたり。」
上条は普段では絶対にありえない言葉小さな声で吐いた。
「…幸せだ。」
数分後、上条の前にはカレーとサラダが置かれていた。
それを、たいらげると、黄泉川は言う。
「一方通行!そろそろ、打ち止めと風呂に入るじゃん!」
その直後、上条の思考が停止した。
数秒後。
上条の思考は再開した。
そして彼は口を開いた。
「俺と…打ち止めが…?」
黄泉川は間髪入れずに即答する。
「そうじゃんよ~。いつものことじゃん。」
上条は思わず頭を抱えその場でうずくまった。
外見がアクセラレータなので、気持ち悪いこと、この上ないのだ
が、それはさておき。
彼は言う。
「今日はもう疲れたから、このまま寝r------」
「お風呂に入らないと不潔だよってミサカはミサカはアナタを誘ってみたり!」
-----上条・家-----
アクセラレータはふて腐れていた。
それもそうだろう。
彼はいままで生きてきた中で、頭を噛まれるなんてなかったはずだ。(反射しろ?ンなもンできなかったンだよ!)
「ったく、なンなンですか。あのシスターは…」
本来なら、この言葉を発したら、二度目が来るはずだ。
しかし、銀髪シスターはあいにく入浴中だ。
そして彼は唐突に思う。
「(三下はどォしてンだ。俺は打ち止めと風呂に入らされているが…)」
そう考えると彼はその場を立ち風呂場へ向かった。
風呂の扉の前に立つと、
アクセラレータは扉を二回ノックした。
すると、向こうから先に言葉がきた。
「なーに、とうま?開けるのは厳禁なんだよ。」
それを聞くとアクセラレータは風呂の扉を開けなくてよかったと安心した。
そして、テキトーに返事した。
「俺も早く風呂に入りてェンだよ。早くしねェと冷蔵庫のクレープは俺が食っちまうぞ。」
そんなにクレープが食べられたくなかったのだろうか。
インデックスは風呂の扉を開け、言う
「食べたらダメなんだよ!!」
驚いたのはアクセラレータだ。
まさか、扉が開くとは思ってもみなかったからだ。
彼女も気付いたのだろう。
すると、勢いよく扉を閉め、叫ぶ。
「とにかく、食べちゃダメなんだよ!」
その言葉を聞くとアクセラレータは素直にリビングに引き返した。
しばらく待つとインデックスが風呂から上がり、クレープを食べはじめた。
それと同時にアクセラレータは風呂場に向かった。
彼は浴槽に浸かりながら、思う。
「(いま頃、打ち止めはどォしてンだ…。まァ考えてもしょうがねェ。)」
そして彼は身体を一通り洗い、風呂場を出た。
リビングに行くと、時計は12時を指していた。
インデックスはテレビの前で寝ていた。
アクセラレータはそんな彼女を持ち上げ、ベッドに下ろすと、思わず言葉を放った。
「ベッドが一つしかねェ…」
-----黄泉川・家-----
上条は打ち止めの言葉を頭の中でリピートしてみる。
「(「お風呂に入らないと不潔だよってミサカはミサカはアナタを誘ってみたり!)」
だが、紳士上条、普段からラッキーイベントには遭遇しているが、自分から行くのはどうかと思う。
よって彼がくだした返事は、
「すまん。打ち止め!今日のおれは風邪気味だからダメだ…」
「そうなの…ってミサカはミサカは肩を落としてみたり。」
「でも、一方通行。風呂には入るじゃん!」
「ああ」
そう言うと彼は風呂場に向かった。
彼は風呂の扉を開け、身体を洗ってから、浴槽に浸かった。
そして、上条もアクセラレータのように同じことを考えていた。
「(インデックスはどーしてるかな…)」
すると、勢いよく、風呂の扉が開いた。
「やっぱりアナタとお風呂に入るーってミサカはミサカはアクセラレータのいる風呂場に突入してみたり。」
「……」
上条は驚いて声もでない。
だが、そこに一方通行らしさを感じたのか、打ち止めは言う。
「もぉ!なんでアナタはいつもいつも無反応なのってミサカはミサカはアナタにシャワーをかけてみる。」
「……」
それでも上条の反応はない。驚き戸惑っているようだ。
そんな上条に不満なのだろうか。
「いつまでも無反応なアナタにミサカはミサカは目にシャンプーを入れてみたり!」
「てめぇ、打ち止め!!」
彼もまだ高校生だ。いくら上条だといえど、怒りを抑えることはできなかった。
「いくら俺が無反応だかr…j止zsr怒eue」
上条は何か言いかけたが電極のバッテリーが切れた。
「大変ってミサカはミサカは浴槽にいるアナタを引きずり出してみる。」
そんな騒ぎを聞いて駆けつけてきたのが黄泉川だ。
「どうしたじゃん?」
「アクセラレータが…ってミサカはミサカはドアを開けて黄泉川にアクセラレータの状況を見せてみる。」
そんなこんなで、時計の針は12時を回っていた。
バッテリーは回復しており、
打ち止め達はすでに寝ていた。
起きていたのは上条だけだ。
「不幸だ…」
彼がそう呟くのには理由がある。
いくら、一方通行の身体とはいえ、女の人に…(略)
グダグダ言っても仕方ないので、上条は寝ることにした。
もちろん、ソファで、だ。
-----上条・家-----
アクセラレータはもう一度あたりを確認した。
「やっぱ、ベッドがねェ…」
「まァいい。重力のベクトルを操作して天井で寝るか。」
要するに重力を反射して「下」にかかるはずの重力を「上」にするという訳だ
彼はそう呟くと、冷蔵庫をあさり始めた。
「コーヒーもねェ…」
そんなにコーヒーが飲みたかったのか、
アクセラレータは家をでて、コンビニへ向かった。
コンビニの帰り道、
とある少女が夜道をたたずんでいた。
ショートヘアーの茶髪で、有名校の制服を着ていた。
そう、御坂美琴だ。
アクセラレータはそんな彼女を無視し、家へ帰ろうとすると。
「ちょっと待ちなさいよ!」
「……」
アクセラレータはそのまま歩く。
「待ったって言ってんでしょ!無視すんなごらぁー!!」
後ろから、一方通行はクロスチョップをかまされた。(反射?ンなもん(ry
二人は同時に倒れ込む。
そこで、アクセラレータが、彼女にむかって尋ねる。
「なンなンですか。こンな夜中に…」
彼女は赤面しながら、上条(アクセラレータ)に言う。
「…あの、そのアンタが私のことを無視してどっか行くから…ってアンタ聞いてんの!!」
すると彼女は電撃をアクセラレータに向け放電した。
アクセラレータは電気のベクトルを操作し、それを「受け流した」。
ここで、「反射」をしてしまうと、自分が上条ではないと知られてしまうからだ。
そして、彼は言う。
「今日は急ぎの用があるからまた今度だァ!」
言うだけ言うと、アクセラレータはその場を立ち去り家へ帰り始めた。
「ちょっとアンタ…。」
美琴はあきらめ彼女も学生寮に向け帰り始めた。
-----上条・家-----
アクセラレータはコンビニで買った20本のコーヒーの18本を冷蔵庫にしまい、
残りの2本は彼が数十分をかけて飲み干し、ゴミ箱行きとなった。
そして、彼は、睡眠をとった。
時計は1時過ぎを指していた。
-----次の日-----
-----上条・家-----
「きゃあああああああああああああ」
11時にアクセラレータはインデックスの叫び声で目が覚めた。
それもそうだろう。
インデックスにとっては、「上条当麻」が天井に張り付いて寝ているのだから。
そんなインデックスの叫び声で起きたアクセラレータは、
とりあえず、床に降りる。
そして、
「なンて、顔してンだ。コイツ、あれだ、重力の…を…して…を…してだなァ…」
アクセラレータはわざとインデックスには理解できない言葉を並べ、
その場をしのいだ。
そして、彼はきのう冷蔵庫に入れておいたコーヒーをとりだし、飲み始めた。
「(…今日がもとの身体に戻る日か、どォやって三下と連絡をとるか…)」
そこで、インデックスも冷蔵庫を開け叫ぶ。
「とうま!!このおいしそうなプリンは食べていいの?!」
インデックスは目を輝かせながら、一方通行のほうをみる。
そして、彼は朝から、プリンはねェだろう…と思いつつ言う
「あァ。」
ちなみに、このプリンは昨日の夜アクセラレータが買ってきたものだ。
もちろん。彼女のために。
すると、上条の家のインターホンが鳴った。
-----黄泉川・家-----
9時過ぎに上条当麻は目を覚ました。
ソファで寝たせいか、身体は少し肌寒い。
すると、ぞろぞろと皆が目を覚ましだした。
「おはようってミサカはミサカはまだ眠たいことをアピールするため目をこすってみた。」
「おはようじゃん。」
「おはよう。一方通行。」
彼女たちと朝食を済ますと、時間は10時を少しまわっていた。
「そろそろ行くかぁ。」
上条がそうつぶやくと、
「どこ行くのーってミサカはミサカは尋ねてみたり!」
上条は素っ気なくこたえた。
「病院。」
「ミサカも行くーってミサカはミサカはお願いしてみたり。」
そこにめずらしく、芳川が口をはさむ
「とくに、体の調子が悪くないのに、病院なんかに行くのは良くないわよ。」
「その通りじゃん!一方通行は昨日から調子が悪かったじゃん。」
「じゃあ行ってくる。」
「いってらっしゃいってミサカはミサカはアナタを見送ってみる。」
「いってらっしゃいじゃん」
「いってらっしゃい」
-----とある歩道-----
そんなこんな黄泉川の家をでた上条である。
彼女たちに言った通り病院に行くのだが、
上条は重大なことを思い出した。
「きょうは元の身体に戻る日だ!!!」
そう、無能力者・上条当麻は「本当」に病院に行くつもりだった。
「もしかしたら、一方通行も忘れてるかもしれねぇ!」
そう叫ぶと上条は目的地を上条の家に変更した。
-----上条・家-----
一方通行はチャイムが鳴ったので、玄関に向かう。
とりあえず、彼はドアを開ける。
すると、目の前にはやはりと言っていいだろう。
外見が一方通行の上条当麻が立っていた。
そんな上条をみてアクセラレータは言う
「とりあえず、中に入れェ。」
「おじゃましまーす(ってここ俺ん家じゃねぇか…)」
そんな上条は置いといて。
アクセラレータはインデックスに向かって言う。
「俺はコイツにちょっと用があるから、プリンでも食べながら少しまってろ!」
冷たい口調でアクセラレータは言ったがそんなことは気にせず、
インデックスはこたえる。
「わかった。じゃあ、とうまが帰ってくるまで、お留守番だねスフィンクス。」
そして、彼らは家を出た。
-----カエル・医者・病院-----
口を切ったのはアクセラレータだ。
「装置はできてンのかァ?」
カエル医者は間髪入れずにこたえる
「当然だよ、僕を誰だと思っているんだい。」
現にカエル医者のとなりにいる妹達は、
「ミサカ10032号は元の身体に戻ることができました。っとミサカ10032号は外見が一方通行の上条当麻にネックレスを見せます。」
「ミサカ19090号も元の身体に戻りました。っとミサカ19090号は二人に報告します。」
「そっか。良かったなお前たち!」
上条は自分のことのように喜んだ。
まぁ実際じぶんのことなのだが。
続けて上条は言う
「で、センセー。どーしたらいいんですか?」
「キス」
二人は盛大に唾を吐きだした。
「冗談だよ。」
冗談にも限度がある。っと思う二人であったが、
「君たちにも見えるだろう。」
カエル医者がそう言うと、
彼は机の上から手袋のようなモノを二人に渡した。
「センセーこれ手袋そのものじゃないですか。」
上条の言うとおりだ。
しかし、
「よく見てごらん。」
カエル医者は手袋をゆび指した。
そう、中指と中指が細い糸のようなもので繋がっているのだ。
「脳は電気信号のやり取りがあるのは知っているね?」
「「ああ」」
「その糸はその電気をよく通すように作られている。」
続けて彼は言う
「だから、二人の電気信号を交換したら、精神は元の戻ると僕は仮説をたてたんだ。」
「まぁ実際妹達では成功したから、問題はないだろう。」
-----必読-----
これは俺が勝手に考えただけやからその辺は突っ込まんといて><
その言葉を聞くと二人は手袋をはめた。
つけている間に二人は同時に口を開いた。
「「右手しかないンだが…」」
「それは僕が間違えて両方右手を作っちゃたんだ。まぁ気にしなくてもいいよ。」
彼がそう言うと、二人は手袋をつけた。
その瞬間二人の精神は入れ替わった!!
はず、だった。
「あれ?入れ変わってない」
二人は同時に言う
「「ああ」」
「手袋に異常が生じたかな?」
カエル医者は平常心で言う。
そんな気まずい雰囲気の中ミサカ10032号は言う。
「手袋が悪いわけではないと思いますってミサカ10032号は呟きます。」
「「「???」」」
三人の頭に?が浮かんだ。
「おそらく、上条当麻の幻想殺しが発動してる。とミサカ10032号は補足説明をします。」
-----注意-----
幻想殺しは異能のチカラにのみ働くから、カエル医者が作った手袋に反応するかは知らんけど、反応したとゆうことで。orz
gdgdでスマン
それを聞いた直後、上条と一方通行は左手にはめようとしたが、
「それは右手専用だよ。」
カエル医者のとどめの一言が飛んできた。
そこで、アクセラレータが質問する。
「左手用を作るには何日かかる。」
「右手を作るときは素材がそろっていたからねぇ。」
続けてカエル医者はゆう、
「外から材料を集めないといけないから。一週間くらいかな。」
その言葉を聞いた瞬間二人は同じことを思った。
この生活をあと一週間しなければならない。っと
そして二人は同時に叫ぶ!
「「不幸だァァァァァァ!!!!!!」」
アクセラレータは叫ぶ。
正直、見た目が上条であることからか、全く恐怖心がないのが現実である。
それに対し、上条当麻は
「不幸だ…」
やはりこちらも、外見が一方通行である。しかし、違う意味で恐怖心がある。
なぜなら、あの学園都市第一位が「不幸」などと呟いているのだから。
そこで外見が上条当麻であるアクセラレータが、
「能力はどーなってンだ!」
そう言うと、彼は脚のベクトルを操作し、跳んでみた。
すると、軽く10Mは跳んでいた。
彼がいま、上条当麻の身体なので、妹達の代理演算が必要ない。
つまり、15分(30分でもいいけど…)のバッテリー制限はなくなったわけだ。
対し、上条当麻はアクセラレータの身体なので、右手に杖を突いており、さらに能力はなく、
しいて言えば、幻想殺ししかない。
しかもバッテリーとゆう制限時間つきだ。
しかし、アクセラレータと違い能力使用モードにしなければ、軽く1日は持つだろう。
アクセラレータ地面に着地し、言う
「いいね、いいね!!サイッコーだねェ!!」
しかし、外見は上条当麻なので、とても気持ち悪いのはこの上ない。
さらにアクセラレータはゆう。
「オイ三下ァ!」
「ハイ!!」
上条は反射的にこたえた。
「とりあえず、だ。俺にとっちゃ僥倖だ。だがお前にとっては不幸にしか、過ぎねェ。」
さらにアクセラレータはゆう
「とりあえず、元の身体に戻る方法を探すぞ。」
「おう。」
上条はうなずき、そして二人はファミレスに入った。
-----とあるファミレス-----
店員さんが、お茶を置きにきた。
が、そこで事件が起こった。
店員さんが外見は上条であり、中身はアクセラレータの上条にお茶をぶちまけたのである。
もちろん、彼のとった行動は分かるだろう。
「空気を圧縮。空気を圧縮。」
アクセラレータは空気のベクトルを操作し始めた。
だが、そこに外見は一方通行であり中身は上条当麻である上条が右手でそれを触れ打ち消した。
「おい、アクセラレータ!なにも、お茶をかけられただけでそれはないだろう。」
上条の言うとおりである。
なぜなら、彼は演算能力が復活しているので、常時、「反射」ができるのだ。
が、アクセラレータはゆう
「反射をしたが、できなかったンだよ!」
上条は思う、己の不幸体質はやはり、本物の上条当麻の身体にのみ宿るのだと。
「まァいい。とりあえず、三下ァ…」
上条はアクセラレータを見た。
「…なんだよ。」
「なにか元の身体に戻る方法を探すぞォ!」
「って言われてもなァ~。上条さんに思い当たる節は……あ!」
上条は何かに気付いたように叫ぶ。
「どォした。」
上条はゆう
「あの、カエル医者なら、、」
「ナイスアイデアだ。三下。んじゃ、こんなとこ、さっさと出て行くぞ。」
彼がそう言うと、レジに1000円札を置いて店を出た。
だが、忘れては困る。
彼は中身は一方通行だが、外見は上条だ。
だから、いまの金は上条からの1000円となる。
上条は気付いたのだろうか。一方通行の姿で呟く。
「…不幸だ。」
-----カエル・医者・病院-----
口を切ったのは外見が一方通行の上条だ。
「センセー。実は…」
カエル医者はゆう
「どーしたんだい。そんな大人しい口調で。」
そして、上条の姿をした一方通行は言う
「俺と三下の身体がいれ変わったンだよォ!」
カエル医者は驚いたように言う
「どーしたんだい君。頭でも打ったのかい?」
一方通行は頭を掻きながら言った。
「さっき、三下とぶつかったンだよ。」
フォローするように上条がつなぐ
「すると、一方通行と上条さんの身体が入れ替わったわけですよ。」
「で、僕のところに来たわけかい?」
二人はうなずき言う
「「…ああ」」
カエル医者はこの話を聞いて驚いていないのだろうか。
そして彼は口を開く。
「…そのような症状の患者は君たちだけじゃないんだ。」
すると、ガチャっとカエル医者の部屋の扉が開いた。
そしてカエル医者は口を開き言った。
「君たち、ちょうど、いいところに」
ドアのそばには、二人の少女が立っていた。
「こんにちは。っとミサカ19090号は二人に挨拶をします。」
「こんにちは。っとミサカ10032号も二人に挨拶をします。」
二人は学園都市第三位のDNAをもとに作られた妹達である。
外見は全く同じなのだが、二人には違うところがある。
それは、上条が九月三十日にミサカ10032号に渡したネックレスが先ほど19090号と名乗った少女の首にかけられていることだ。
少女達は言う。
「ミサカ達も身体が入れ替わりました。っとミサカ10032号は状況が同じの二人に自分たちの状況を報告します。」
そこで、カエル医者が会話を切るように言葉を放った。
「そこで、いま僕は彼女達の身体をもとに戻す装置を作っているんだ。」
「で、いつその装置はできンだ。」
「一日あれば十分だね。」
カエル医者は即答した。
だが、不服なのは、彼らだ。
妹達はともかく、上条とアクセラレータは別々の世界に住んでいる。
強いて言うなら、「光」と「闇」だ。
上条は光であり、アクセラレータは闇だ。
そのことを踏まえてアクセラレータは言う
「わかった。じゃあ、今日は帰る。よし、帰ンぞ、三下。」
そういうと、アクセラレータは踵(きびす)を返し、病院を出た。
「ちょっと、待てよ!一方通行。」
つられて上条も病院を出た。
そして彼らはまた、あのファミレスに来ていた。
-----本日二度目・とあるファミレス-----
今度は店員がお茶をアクセラレータにかけるとゆう事はなかった。
代わりに、
「ご注文の、コーンスープで---きゃッ!!」
アクセラレータの頭にコーンスープが投下された。
「ぎゃァァァァァァァァァァァ!!!!」
店内にアクセラレータの絶叫が響きわたった。
やはり、「不幸」にも反射はできなかった様だ。
「なンなンですか、この不幸はァ…」
思わず笑いそうになった上条であった。
「で、アクセラレータ。今度はなにを話し合うんだ。」
間髪いれずにアクセラレータはこたえた。
「きょう一日をどォ過ごすかだァ。」
「……」
上条当麻はそのようなことは全く考えていなかった。
そこで、アクセラレータが口を開く。
「このことは周りには秘密にすンぞ。」
だが、上条が思う。
どうして、秘密にする必要があるのだと。
そのことを踏まえて上条は言う。
「どうして、秘密にする必要があr------」
そこで、アクセラレータの鋭いツッコミが入った。
「お前の現状を考えてみろ。」
・能力がない一方通行。
・杖を突いている+バッテリー。
・幻想殺しのみ。
考えてみると、街の不良からみれば僥倖にめぐりあうことできる。
なぜなら、たとえ中身は上条であっても外見は学園都市第一位なので、倒したとなれば、噂どころではないだろう。
よって、ここは秘密にした方が良いと一方通行は判断したのだろう。
「…そうだな。」
上条は顔を青くさせながら言った。
さらに、アクセラレータは言う
「知り合いにもこのことは言うなァ」
「……?」
上条の頭に?が浮かんだ。
彼曰く、知り合いから、情報が漏れるのを防ぐためらしい。
と、アクセラレータは言っているが、上条は思う。
そんなに秘密にする必要があるのか、と。
だが、誤って口にすれば廃人行きは決定なので、口にしない上条であった。
そんなこんなで二人はファミレスを出ようとしたが、
上条が何かに気付いたように呟く。
「お前の家どこだ?」
アクセラレータは素っ気なく言った。
「家?ンなもンねェよ。」
「……」
上条はその場で黙り込む。
そしてアクセラレータは言う。
「俺は黄泉川ってゆうアンチスキルの教師のところで居候してンだよ。」
「黄泉川…。黄泉川ってもしかして、黄泉川 愛穂センセーか!」
「知り合いか。」
上条は驚きながら言う。
「知り合いもなにも内の学校の体育のセンセーだよ!」
相手にするのをめんどくさそうにアクセラレータは尋ねた。
「なら、住所はわかるかァ?」
その質問の前になぜ学園都市第一位が学校の教師でありアンチスキルである黄泉川といるのか質問したい上条であったが、
とりあえず、上条は返事を返す
「あ、あぁ。」
続けてアクセラレータは注意するように言う。
「俺のほかにも居候がいるからテキトーにあいてしとけェ。」
「で、三下ァ!俺がどーしたらいいンだ。」
「とりあえず、その言葉づかいは止めてくれ。」
「なッ---」
さらに上条は言う。
「家には暴食シスターがいるから気を付けてくれ。」
「…わかった。」
アクセラレータがそう言うと、上条はメモを取り出し、絵を描き始めた。
どうやら、家の地図らしい。
「ほらよ。」
アクセラレータはそれを受け取ると二人はそれぞれの家へ帰って行った。
-----男子・学生寮(上条・家)-----
時間は19時を過ぎていた。
アクセラレータが扉を開けると目の前には、銀髪で緑色の目をしたシスターが立っていた。
アクセラレータは彼女を見たことがある。
そう、九月三十日。打ち止めを「ネタバレ」くれたのは彼女だ。
また、午前中には、彼女にハンバーガーを奢らされたのも確かだ。
すると彼女が口を切った。
「とうま!インデックスは、おなか減ったんだよ。」
そういうと、彼女は歯をたて頭に噛みつこうとしてきた。
その前に、アクセラレータは右手にぶら下げているビニール袋をインデックスに渡した。
インデックスは不思議そうにそれを見つめ、受け取った。
「クレープだ。三しt…じゃねェ、俺がさっき買ってきた。」
やはり、しゃべり方とゆうのは簡単には治らないものだ。
それより、実はファミレスを出た
あと、上条はアクセラレータの元に来て、それをわざわざ渡しに来たのだ。
おそらく、アクセラレータがインデックスに噛みつかれるのを防ぐためだろう。
すると、インデックスが心配そうに言う。
「とうま、これを買ったのは良いけど今月の食費は大丈夫なの。」
「あァ、大丈夫なンじゃねェの。」
アクセラレータにとって、上条の食費など知ったこっちゃない。
だが、そこにインデックスが、
「とうまってば、他人事?」
アクセラレータはしまったと思っ
た。
そんな彼はいきなり、
「今日の晩飯はファミレスに行くぞ。」
話を変えた。
それを聞いてインデックスは喜んだのか。クレープを冷蔵庫に入れ、靴まで履いている。
そして、
「とうま、早く行くんだよ。」
アクセラレータはその言葉を聞くと、インデックスと共に外へ出た。
-----黄泉川・家-----
同時刻、
上条当麻は黄泉川のマンションの前にいた。
そして彼は呟く。
「不幸だ…。」
なぜなら、
「開かない。」
黄泉川のマンションはオートロックで、中の人にしか開けられない仕組みになっていた。
上条はそう言うと後ろから若い女の人が声をかけてきた。
「どうしたじゃん。」
黄泉川だった。
彼女を見ると、上条は、
「あ、黄泉川センセー。」
黄泉川は頭に?を浮かべながらに言う。
「どうしたじゃん。一方通行。頭でも打ったかじゃん。」
上条は自分がアクセラレータであることを忘れていた。
そして彼は思い出したのだろうか。
「…なんでもないです。それよりも早く開けてくれませんか。」
上条がこう言うと黄泉川は再び言う。
「どうしたじゃん。一方通行。頭でも打ったかじゃん。」
上条は心の中で叫んだ!
「(普段どんなしゃべり方してんだよ!!)」
とりあえず、彼は口調をなるべくアクセラレータに近づけるようにした。
「いいから、さっさと開けろ。」
黄泉川は間髪いれずにこたえた
「わかったじゃん。」
いろいろあったが、やっと黄泉川の家に到着した。
すると、そこには研究者のような女と、10歳くらいの少女がいた。
一人は見覚えがある。
そう、打ち止めだ。
彼もアクセラレータと同様九月三十日に打ち止めと出会っている。
すると、打ち止めがいきなり上条の腕に抱きついてきた。
「おかえりってミサカはミサカはアナタの腕に抱きついてみる。」
と同時に研究者の女も口を開いた。
「おかえり。一方通行。」
上条は疲れたのか、彼女たちを無視し、ソファに横になった。
-----本日三度目・とあるファミレス-----
アクセラレータは思う。
やはりと言っていいだろう。
今度はコーヒーを頭に投下された。
だが、今度は違った。
アクセラレータも馬鹿ではない今度はちゃんと、「反射」を適応させた。
すると、正面には目を丸くしている少女がいる。
そう、インデックスだ。
彼女がびっくりするのは仕方がない。
なぜなら、あの「上条当麻」が能力を使ったのだから…
「と…うま?」
インデックスは独り言のように呟く。
能力を使ってから第一位は気付いた。
自分が上条当麻だとゆうことに、
そして彼は言う。
「どうした?」
「いまコーヒーが…」
「なンのことを言ってンですか。」
アクセラレータしらばくれた。
流石に無理があると思ったアクセラレータだったが、
彼女は何も言わずに出てきた料理を食べ始めた。
「(あぶねェ…。三下はいつもこンな感じなのか…?)」
晩御飯が終わり伝票を見るとすごいことになっていた。
「ありえねェ…」
彼は金額をみると、財布を取り出した。
幸い。アクセラレータと上条は別れる前財布を交換していた。
よって、いまアクセラレータが取り出した財布は彼のものだ。
上条はこうなると予想していたのだろう。
アクセラレータは10000円をレジに置くとインデックスと共に店を出た。
時間は21時を過ぎていた。
アクセラレータは珍しくインデックスに話かけた。
「どンだけ食ってンですか。」
彼女は唇を尖らせながら言う。
「とうまが悪いんだよ!!私を放っておいて遊びに行くから!」
呆れたようにアクセラレータは、
「はいはい、そうですね。俺が悪いンですよ。」
その言葉に彼女は怒ったのだろうか。
「ムッ!とうまったら、いつもいつも私に対してそーゆう態度とるわけ?!今日とゆう今日は許さないかも…」
すると、彼女は歯をむき出しに一方通行の頭にかぶりついた。
「なッ-----」
その夜アクセラレータの絶叫が
夜の街に響きわたった。
-----黄泉川・家-----
上条当麻は目を覚ました。
時計を見ると21時を過ぎていた。
「2時間も寝ていたのか…」
あたりを見回すと誰もいなかった。
すると、玄関の方から、ドアが開く音がした。
おそらく、打ち止め達だろう。
と同時に、
「「「ただいまー」」」
と、ゆう威勢の良い声が聞こえた。
すると、彼女たちは上条のいるリビングにきた。
彼女たちはリビングにいる上条をみて、言う
「やっと、起きたじゃん。一方通行!」
「まったく、アナタは起こしても起きないんだから~ってミサカはミサカは憤慨してみる。」
「まぁ仕方ないわね。」
上条は思う。
彼女たちは晩飯を食べに行ってきたのだと。
その証拠と言わんばかりに、打ち止めの頬にはソースがついていた。
当然、上条も食べにいきたかった。
だが、寝ていたのでは仕方がない。
すると、黄泉川が彼のことを察したのか。
「なにか作るじゃん。アクセラレータ。」
「ミサカもーってミサカはミサカは黄泉川に続いてキッチンに行ってみたり。」
上条は普段では絶対にありえない言葉小さな声で吐いた。
「…幸せだ。」
数分後、上条の前にはカレーとサラダが置かれていた。
それを、たいらげると、黄泉川は言う。
「一方通行!そろそろ、打ち止めと風呂に入るじゃん!」
その直後、上条の思考が停止した。
数秒後。
上条の思考は再開した。
そして彼は口を開いた。
「俺と…打ち止めが…?」
黄泉川は間髪入れずに即答する。
「そうじゃんよ~。いつものことじゃん。」
上条は思わず頭を抱えその場でうずくまった。
外見がアクセラレータなので、気持ち悪いこと、この上ないのだ
が、それはさておき。
彼は言う。
「今日はもう疲れたから、このまま寝r------」
「お風呂に入らないと不潔だよってミサカはミサカはアナタを誘ってみたり!」
-----上条・家-----
アクセラレータはふて腐れていた。
それもそうだろう。
彼はいままで生きてきた中で、頭を噛まれるなんてなかったはずだ。(反射しろ?ンなもンできなかったンだよ!)
「ったく、なンなンですか。あのシスターは…」
本来なら、この言葉を発したら、二度目が来るはずだ。
しかし、銀髪シスターはあいにく入浴中だ。
そして彼は唐突に思う。
「(三下はどォしてンだ。俺は打ち止めと風呂に入らされているが…)」
そう考えると彼はその場を立ち風呂場へ向かった。
風呂の扉の前に立つと、
アクセラレータは扉を二回ノックした。
すると、向こうから先に言葉がきた。
「なーに、とうま?開けるのは厳禁なんだよ。」
それを聞くとアクセラレータは風呂の扉を開けなくてよかったと安心した。
そして、テキトーに返事した。
「俺も早く風呂に入りてェンだよ。早くしねェと冷蔵庫のクレープは俺が食っちまうぞ。」
そんなにクレープが食べられたくなかったのだろうか。
インデックスは風呂の扉を開け、言う
「食べたらダメなんだよ!!」
驚いたのはアクセラレータだ。
まさか、扉が開くとは思ってもみなかったからだ。
彼女も気付いたのだろう。
すると、勢いよく扉を閉め、叫ぶ。
「とにかく、食べちゃダメなんだよ!」
その言葉を聞くとアクセラレータは素直にリビングに引き返した。
しばらく待つとインデックスが風呂から上がり、クレープを食べはじめた。
それと同時にアクセラレータは風呂場に向かった。
彼は浴槽に浸かりながら、思う。
「(いま頃、打ち止めはどォしてンだ…。まァ考えてもしょうがねェ。)」
そして彼は身体を一通り洗い、風呂場を出た。
リビングに行くと、時計は12時を指していた。
インデックスはテレビの前で寝ていた。
アクセラレータはそんな彼女を持ち上げ、ベッドに下ろすと、思わず言葉を放った。
「ベッドが一つしかねェ…」
-----黄泉川・家-----
上条は打ち止めの言葉を頭の中でリピートしてみる。
「(「お風呂に入らないと不潔だよってミサカはミサカはアナタを誘ってみたり!)」
だが、紳士上条、普段からラッキーイベントには遭遇しているが、自分から行くのはどうかと思う。
よって彼がくだした返事は、
「すまん。打ち止め!今日のおれは風邪気味だからダメだ…」
「そうなの…ってミサカはミサカは肩を落としてみたり。」
「でも、一方通行。風呂には入るじゃん!」
「ああ」
そう言うと彼は風呂場に向かった。
彼は風呂の扉を開け、身体を洗ってから、浴槽に浸かった。
そして、上条もアクセラレータのように同じことを考えていた。
「(インデックスはどーしてるかな…)」
すると、勢いよく、風呂の扉が開いた。
「やっぱりアナタとお風呂に入るーってミサカはミサカはアクセラレータのいる風呂場に突入してみたり。」
「……」
上条は驚いて声もでない。
だが、そこに一方通行らしさを感じたのか、打ち止めは言う。
「もぉ!なんでアナタはいつもいつも無反応なのってミサカはミサカはアナタにシャワーをかけてみる。」
「……」
それでも上条の反応はない。驚き戸惑っているようだ。
そんな上条に不満なのだろうか。
「いつまでも無反応なアナタにミサカはミサカは目にシャンプーを入れてみたり!」
「てめぇ、打ち止め!!」
彼もまだ高校生だ。いくら上条だといえど、怒りを抑えることはできなかった。
「いくら俺が無反応だかr…j止zsr怒eue」
上条は何か言いかけたが電極のバッテリーが切れた。
「大変ってミサカはミサカは浴槽にいるアナタを引きずり出してみる。」
そんな騒ぎを聞いて駆けつけてきたのが黄泉川だ。
「どうしたじゃん?」
「アクセラレータが…ってミサカはミサカはドアを開けて黄泉川にアクセラレータの状況を見せてみる。」
そんなこんなで、時計の針は12時を回っていた。
バッテリーは回復しており、
打ち止め達はすでに寝ていた。
起きていたのは上条だけだ。
「不幸だ…」
彼がそう呟くのには理由がある。
いくら、一方通行の身体とはいえ、女の人に…(略)
グダグダ言っても仕方ないので、上条は寝ることにした。
もちろん、ソファで、だ。
-----上条・家-----
アクセラレータはもう一度あたりを確認した。
「やっぱ、ベッドがねェ…」
「まァいい。重力のベクトルを操作して天井で寝るか。」
要するに重力を反射して「下」にかかるはずの重力を「上」にするという訳だ
彼はそう呟くと、冷蔵庫をあさり始めた。
「コーヒーもねェ…」
そんなにコーヒーが飲みたかったのか、
アクセラレータは家をでて、コンビニへ向かった。
コンビニの帰り道、
とある少女が夜道をたたずんでいた。
ショートヘアーの茶髪で、有名校の制服を着ていた。
そう、御坂美琴だ。
アクセラレータはそんな彼女を無視し、家へ帰ろうとすると。
「ちょっと待ちなさいよ!」
「……」
アクセラレータはそのまま歩く。
「待ったって言ってんでしょ!無視すんなごらぁー!!」
後ろから、一方通行はクロスチョップをかまされた。(反射?ンなもん(ry
二人は同時に倒れ込む。
そこで、アクセラレータが、彼女にむかって尋ねる。
「なンなンですか。こンな夜中に…」
彼女は赤面しながら、上条(アクセラレータ)に言う。
「…あの、そのアンタが私のことを無視してどっか行くから…ってアンタ聞いてんの!!」
すると彼女は電撃をアクセラレータに向け放電した。
アクセラレータは電気のベクトルを操作し、それを「受け流した」。
ここで、「反射」をしてしまうと、自分が上条ではないと知られてしまうからだ。
そして、彼は言う。
「今日は急ぎの用があるからまた今度だァ!」
言うだけ言うと、アクセラレータはその場を立ち去り家へ帰り始めた。
「ちょっとアンタ…。」
美琴はあきらめ彼女も学生寮に向け帰り始めた。
-----上条・家-----
アクセラレータはコンビニで買った20本のコーヒーの18本を冷蔵庫にしまい、
残りの2本は彼が数十分をかけて飲み干し、ゴミ箱行きとなった。
そして、彼は、睡眠をとった。
時計は1時過ぎを指していた。
-----次の日-----
-----上条・家-----
「きゃあああああああああああああ」
11時にアクセラレータはインデックスの叫び声で目が覚めた。
それもそうだろう。
インデックスにとっては、「上条当麻」が天井に張り付いて寝ているのだから。
そんなインデックスの叫び声で起きたアクセラレータは、
とりあえず、床に降りる。
そして、
「なンて、顔してンだ。コイツ、あれだ、重力の…を…して…を…してだなァ…」
アクセラレータはわざとインデックスには理解できない言葉を並べ、
その場をしのいだ。
そして、彼はきのう冷蔵庫に入れておいたコーヒーをとりだし、飲み始めた。
「(…今日がもとの身体に戻る日か、どォやって三下と連絡をとるか…)」
そこで、インデックスも冷蔵庫を開け叫ぶ。
「とうま!!このおいしそうなプリンは食べていいの?!」
インデックスは目を輝かせながら、一方通行のほうをみる。
そして、彼は朝から、プリンはねェだろう…と思いつつ言う
「あァ。」
ちなみに、このプリンは昨日の夜アクセラレータが買ってきたものだ。
もちろん。彼女のために。
すると、上条の家のインターホンが鳴った。
-----黄泉川・家-----
9時過ぎに上条当麻は目を覚ました。
ソファで寝たせいか、身体は少し肌寒い。
すると、ぞろぞろと皆が目を覚ましだした。
「おはようってミサカはミサカはまだ眠たいことをアピールするため目をこすってみた。」
「おはようじゃん。」
「おはよう。一方通行。」
彼女たちと朝食を済ますと、時間は10時を少しまわっていた。
「そろそろ行くかぁ。」
上条がそうつぶやくと、
「どこ行くのーってミサカはミサカは尋ねてみたり!」
上条は素っ気なくこたえた。
「病院。」
「ミサカも行くーってミサカはミサカはお願いしてみたり。」
そこにめずらしく、芳川が口をはさむ
「とくに、体の調子が悪くないのに、病院なんかに行くのは良くないわよ。」
「その通りじゃん!一方通行は昨日から調子が悪かったじゃん。」
「じゃあ行ってくる。」
「いってらっしゃいってミサカはミサカはアナタを見送ってみる。」
「いってらっしゃいじゃん」
「いってらっしゃい」
-----とある歩道-----
そんなこんな黄泉川の家をでた上条である。
彼女たちに言った通り病院に行くのだが、
上条は重大なことを思い出した。
「きょうは元の身体に戻る日だ!!!」
そう、無能力者・上条当麻は「本当」に病院に行くつもりだった。
「もしかしたら、一方通行も忘れてるかもしれねぇ!」
そう叫ぶと上条は目的地を上条の家に変更した。
-----上条・家-----
一方通行はチャイムが鳴ったので、玄関に向かう。
とりあえず、彼はドアを開ける。
すると、目の前にはやはりと言っていいだろう。
外見が一方通行の上条当麻が立っていた。
そんな上条をみてアクセラレータは言う
「とりあえず、中に入れェ。」
「おじゃましまーす(ってここ俺ん家じゃねぇか…)」
そんな上条は置いといて。
アクセラレータはインデックスに向かって言う。
「俺はコイツにちょっと用があるから、プリンでも食べながら少しまってろ!」
冷たい口調でアクセラレータは言ったがそんなことは気にせず、
インデックスはこたえる。
「わかった。じゃあ、とうまが帰ってくるまで、お留守番だねスフィンクス。」
そして、彼らは家を出た。
-----カエル・医者・病院-----
口を切ったのはアクセラレータだ。
「装置はできてンのかァ?」
カエル医者は間髪入れずにこたえる
「当然だよ、僕を誰だと思っているんだい。」
現にカエル医者のとなりにいる妹達は、
「ミサカ10032号は元の身体に戻ることができました。っとミサカ10032号は外見が一方通行の上条当麻にネックレスを見せます。」
「ミサカ19090号も元の身体に戻りました。っとミサカ19090号は二人に報告します。」
「そっか。良かったなお前たち!」
上条は自分のことのように喜んだ。
まぁ実際じぶんのことなのだが。
続けて上条は言う
「で、センセー。どーしたらいいんですか?」
「キス」
二人は盛大に唾を吐きだした。
「冗談だよ。」
冗談にも限度がある。っと思う二人であったが、
「君たちにも見えるだろう。」
カエル医者がそう言うと、
彼は机の上から手袋のようなモノを二人に渡した。
「センセーこれ手袋そのものじゃないですか。」
上条の言うとおりだ。
しかし、
「よく見てごらん。」
カエル医者は手袋をゆび指した。
そう、中指と中指が細い糸のようなもので繋がっているのだ。
「脳は電気信号のやり取りがあるのは知っているね?」
「「ああ」」
「その糸はその電気をよく通すように作られている。」
続けて彼は言う
「だから、二人の電気信号を交換したら、精神は元の戻ると僕は仮説をたてたんだ。」
「まぁ実際妹達では成功したから、問題はないだろう。」
-----必読-----
これは俺が勝手に考えただけやからその辺は突っ込まんといて><
その言葉を聞くと二人は手袋をはめた。
つけている間に二人は同時に口を開いた。
「「右手しかないンだが…」」
「それは僕が間違えて両方右手を作っちゃたんだ。まぁ気にしなくてもいいよ。」
彼がそう言うと、二人は手袋をつけた。
その瞬間二人の精神は入れ替わった!!
はず、だった。
「あれ?入れ変わってない」
二人は同時に言う
「「ああ」」
「手袋に異常が生じたかな?」
カエル医者は平常心で言う。
そんな気まずい雰囲気の中ミサカ10032号は言う。
「手袋が悪いわけではないと思いますってミサカ10032号は呟きます。」
「「「???」」」
三人の頭に?が浮かんだ。
「おそらく、上条当麻の幻想殺しが発動してる。とミサカ10032号は補足説明をします。」
-----注意-----
幻想殺しは異能のチカラにのみ働くから、カエル医者が作った手袋に反応するかは知らんけど、反応したとゆうことで。orz
gdgdでスマン
それを聞いた直後、上条と一方通行は左手にはめようとしたが、
「それは右手専用だよ。」
カエル医者のとどめの一言が飛んできた。
そこで、アクセラレータが質問する。
「左手用を作るには何日かかる。」
「右手を作るときは素材がそろっていたからねぇ。」
続けてカエル医者はゆう、
「外から材料を集めないといけないから。一週間くらいかな。」
その言葉を聞いた瞬間二人は同じことを思った。
この生活をあと一週間しなければならない。っと
そして二人は同時に叫ぶ!
「「不幸だァァァァァァ!!!!!!」」
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たまにきてもらえたら、光栄です><
@ssにコメントをくれたら、うれしいです\(^o^)/
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