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学園都市第一位こと

アクセラレータはいつものコンビニにきていた。

「…いつものコーヒーがねェ…」

彼がそう呟いていると、横には女子高生だろうか?彼の好きなコーヒーを買いだめしていた。

「あのゥ、そのコーヒー分けてもらってもいいですかァ?」

彼は珍しく下手にでて頼んでみると、

「ひゃひゃひゃひゃ!!すげぇ!!超真顔!!きゃははは!!しかも敬語ってひゃひゃひゃ!」

番外個体だった!

アクセラレータはそんな彼女を無視してコンビニから出た。

そして、黄泉川の家に帰ろうと歩道を歩いていた彼の頭にゴツンと衝撃がきた。

地面をみると、ブラックコーヒーが落ちていた。

「…いってェ」

それを拾いあげ、後ろをみると、

やはりといっていいだろう。

番外個体が立っていた。

「なンの真似なンですかァ?」

とアクセラレータが尋ねると彼女は真正面から、コーヒーを全力で投げてきた。

アクセラレータはすでに右手を電極にかけていた。

当然、「反射」が適応された。

「いって!なんだそりゃ!こっちはわざわざコーヒーをあげたってゆうのに!!」

彼女は頬を撫でながら叫ぶ。

「(渡し方にもいろいろあンだろうがァ…)うるせェ」

彼女は悪意をさらけだしながら言う

「あれぇ、ミサカの好意が受け入れられないの~??さすが、学園都市第一位のアクセロリータ!」

すると、アクセラレータの持つ缶コーヒーから中身が噴き出た。

「だァァれェェがァ、アクセロリータだァァァァ!!」

続けて彼は言う。

「打ち止めを助けただけで、なンでアクセロリ(ryって呼ばれなきゃなンないンで------」

「夜の歩道で、ミサカの妹達から、服を奪うってのはってどうかと思うけど。」

「……」

アクセラレータは残り少ないバッテリーを気にせず、音を反射させ黄泉川のところへ帰ることにした。

ガチャ

「おかえりーってミサカはミサカは挨拶してみる。」

「……」

「さっきからミサカのことも無視なんだよね~」

番外個体はふてくされた様にゆう。

「ねぇ、聞いてるってミサカはミサカは尋ねてみたり。」

「……」

彼女達はきずいてないのだろうか。アクセラレータは音を「反射」さえていることに。

すると、

上位個体は、

「あ、アナタ音を反射してるねってミサカはミサカは妹達の代理演算を止めてみる。」

すると、

当然のようにアクセラレータは地面に倒れ込んだ。

「jeu何teuyb」

アクセラレータは何かを叫んだようだが、言葉にはならない。

「ごめんねってミサカはミサカは代理演算を再開してみる。」

打ち止めは慌てて再開すると

「ッ。クソガキ!!いきなり代理演算止めてンじゃねェぞ」

アクセラレータは当然ように怒りだした。

「音を反射させたアナタが悪いんじゃないの。」

たしかに、番外個体のゆうことは確かだ。

すると、

「めんどくせェ…」

と、彼は呟きソファに横になった。

だが、

「一方通行。手伝ってほしいことがあるじゃん!」

この家の家主、教師でありながらアンチスキルである黄泉川ゆう。

「ジャッジメントの方が0930事件で人が足りないから人員を募集してるじゃん。」

活気のある声で黄泉川はゆう

「それに参加して欲しいじゃん!!」

「なンで俺がそンなめんどく-------

「行ってくるじゃん。」

黄泉川は親指をドアに指しながらゆう。

「めんどくせェ…」

いかなければアクセラレータは家を追い出されると察知したのだろう。



-----風紀委員・第一七七支部-----


「コイツは内の居候のアクセラレータじゃん。仲良くしてくれじゃん。」

そこには、頭に花を乗っけた少女と、ツインテールの少女が立っていた。

「まぁ。こんなモヤシが学園都市第一位ですの。」

ツインテールの少女こと白井黒子は思わず言ってしまった。

「なンだt------

アクセラレータは何か言おうとしたが、そこで、頭に花を乗せている少女。初春飾利からのフォローが入った。

「まぁまぁ、白井さん。ここは学園都市ですよ。なにがあっても不思議じゃありません。


「そうですわね。」

白井も当たり前のように返答する。

「じゃあ、アクセラレータさん。ハイ。」

白井からアクセラレータに緑の腕章が渡された。風紀委員の腕章だ。

「ンあ?俺にどうしろと。」

不機嫌そうにアクセラレータゆう。

「とりあえず、街のゴミ(無能力者)掃除から…」

白井は素っ気なく言葉を放った。

彼女はいまの言葉の意味を解っているのだろうか。

当然、アクセラレータの返答は

「            」

-----裏路地-----


「…助…けて…く…r」

路地裏にとある無能力者の声が響きわたった。

彼のまわりを取り囲んでいるのは、緑の腕章をつけた人々

そう、ジャッジメントだ。

「おいおい。どーなってンですかァ」

アクセラレータは呆れたようにゆう。そして彼の腕には緑の腕章はない。

「なンで、治安を守る風紀委員が治安を乱してンですか」

「「……」」

アクセラレータは再び呆れたようにゆう

「これが駒場の言っていた無能力者狩りか…」
「(ここで俺が手ェだしたら、犯罪者になっちまう。だが、おかしい、考えろなンで風紀委員が無能力者に手ェだしてンだ…)」

彼の頭に一つの言葉が思い浮かんだ。

「…魔……術。」

彼がそうつぶやくと、目の前にいるジャッジメントが襲い掛かってきた。

当然、アクセラレータは反射を適応させ、彼らをねじ伏せた。

「クソッ…。どーなってンだ」

すると彼の携帯がなった

番号は土御門だった。

「仕事だ。一方通行。」

内容は実にシンプルだった。

学園都市に魔術を発動している魔術師がいるからソイツを倒せということだ。

「ハッ。なンで俺がそンなめんどくさい事をしなきゃなンないンですか!」

アクセラレータはそこで、電話を切ろうとした。

だが、土御門はゆう

「上の命令だ。」

アクセラレータはしぶしぶ尋ねる

「…場所はどこだ。」

「わからん。とりあえず俺のところへ一度来てくれ。」

アクセラレータは土御門の元へ行くことにした。


-----とあるファミレス-----


口を切ったのはアクセラレータだ。

「なンでここに、三下がいンだ!!」

返答したのは土御門だ。

「落ち着け一方通行。カミやんの右手はお前も知ってるだろ。」

そんなことに対し、もう一人の少年、上条当麻は

「不幸だ…」

いつものセリフを吐いていた。

当然だろう。土御門が珍しく奢ると言うので、ファミレスに来てみれば、アクセラレータ
がきたのだから。

「とりあえず、今回の魔術について、説明するにゃー。」

「「おう。」」

「今回の魔術は、一部の人間に対してしか、効果はないにゃー。」

「一部って、具体的にはどんな人間だよ。」

上条は尋ねる。

「風紀委員だなァ。」

上条の質問に対しアクセラレータがこたえた事に驚いたのだろうか、土御門はキョトンとしている。

「…まぁ、あたってるにゃー。」

「なんで、一方通行が知ってるんだ?」

上条当麻は心底驚いた様にいう。

「さっき、ジャッジメントに襲われたところだからなァ…。ンで、土御門さんよォ、具
的にジャッジメントがどーなってンだ。」

「…能力者狩りだ。しかも自分より下の奴らを中心に。」

上条と一方通行は同時にうなずいた。

そこで上条は言う

「それは分かったが、どーしたらいいんだ?やっぱり魔術師を倒さなきゃなんねーのか。」

「その必要はないにゃー。」

「「----ッ?!?!」」

二人は予想外のこたえに驚いたようだ。

「だってお前はソイツを倒すために俺らを呼ンだンじゃねェのか。」

確かにアクセラレータはそのせいでこのファミレスに呼ばれたのだから。

それに対し土御門はゆう

「この魔術は上やんの右手がルーンに触れるだけで消滅するにゃー。じゃあ行くか上やん!」

不服なのは一方通行だ。

「じゃあなンで、俺を呼ンだァ…土御門ォォォ…!!」
「(上やんに電話をするつもりだったが発信してから一方通行だったことに気付いたなんて死んでも言えないにゃー。)…いや~。上やんが昼飯奢ってくれるってゆうからアクセラレータも、どーかなぁ~って思って。」

「本当か、三下!」

「(嘘だなんて言えねぇよ!!…不幸だ。)ああ!たまには違う人とも飯食いたいなぁって上条さんも思うわけですよ。」

このとき、上条当麻は一週間、塩と水で生活することを決意したなんて、誰も知らないのである。

「じゃあ、行くか上やん。」

土御門の掛け声に対し、レベル0の少年は立ち上がり、そして3000をその場において二人は立ち去った。

「俺はどーしたらいいンですか。」

一方通行も二人に続き店をでることにした。

「とりあえず、風紀委員に見つからないように黄泉川のところへ帰るか。」

そんなことを呟いていたアクセラレータだが、

「こんなところで何してるじゃん?!」

黄泉川が現れた。もともと黄泉川のところへ帰るつもりだったが、ジャッジメントの仕事をサボった(とゆうより、彼らが魔術にかかっているので仕方ないが)ので合わせる顔がないのだ。

「パトロールだよ。」

アクセラレータがそう言うと彼は白井から貰ったジャッジメントの腕章をポケットから取り出した。

「なら、いいじゃん!」

すると、黄泉川はマンションの方へ帰っていった。

「どォしますか…」
黄泉川のマンションに帰ることができなければ、街をふらつくことしか出来ないのがアクセラレータの現状である。

そこで、小学生だろうか、一人の少女がアクセラレータの元へ駆け寄ってきた。

その少女は「打ち止め」ではなかった。

「ジャッジメントのお兄ちゃん。パパを探して欲しいんだけど…」

アクセラレータはしまったと思った。

確かに腕章はしているが、彼は風紀委員ではない。

しかし、

「ンあ、しょうがない、どうせ暇だし、探してやっか。」

やはり幼女には優しい学園都市第一位であった。

とはいえ、デパートではなく、ただの街中で人を探すとなると骨が折れるのは当然だ。

とりあえず父親の特徴を聞いてみることにした。

「お前の親父の特徴を教えろォ」

少女はゆう

「えっとね、パパはね、……」

彼女が言う父親の特徴は以下の通りだ。

・研究者

・顔に刺青

・両手に機械製のグローブ

アクセラレータはうつむいている

「……。」

「オイ!お前。苗字を教えろォ」

少女はいう。

「きはら。だよ」←注)木原君に子供はいません。

その瞬間アクセラレータは叫んだ

「木ィィィ原くゥゥゥゥゥゥゥゥン!!」

その叫び声に少女はびっくりしたのだろうか、どこかえ逃げ去ってしまった。

「胸くそ悪りィし帰るか。」

結局、アクセラレータは黄泉川のところへ帰ることにした。



-----黄泉川・家-----


「おかえりーってミサカはミサカは今日二度目の挨拶をしてみる。」

「…ただいま」

「「「…………」」」

すると、あたりは静まりかえった。

なぜなら、あの学園都市第一位の一方通行が挨拶をしたからだ。

黄泉川はいう

「どうしたじゃん。」

芳川はいう

「誰か彼のコーヒーになにか入れたわね」

番外個体はいう

「これは何か悪いことの予兆かも。ミサカわくわくしちゃう!」

打ち止めはいう

「今日の晩御飯は黄泉川の煮込みハンバーグだよってミサカはミサカはアナタの腕に抱きついてみる!」

アクセラレータは思う。

この平穏がこのまま続けばいいと。

そして彼は小声でつぶやく

「このたった一つの幻想を守り抜くためなら、俺はどンな現実とだって立ち向かってやる。」
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